勝手にお料理コラム 雑談もあるよ・・・

自称料理コラムニストのブログ

 

知っておきたい「食の安全性」を考えよう。 有名メディアの安易な情報に騙されてはいけない。

良く考えて使用したい、「食材の安全性」とは?

 

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こんにちは Makimikanです。

ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)

 

本日のテーマは「食の安全性」

 

普段私たちが食事をする時に 特に気を付けたいのが食中毒です。

食中毒と一括りに申しましても、食材そのものがもつ「毒素」であったり、外部から侵入してくる「菌類」や「ウイルス」、更に「寄生虫」等もありますよね。

 

 

豚肉や鶏肉を生食してはいけない(無菌豚等の一部例外でも必ずリスクがあります)

 このような事は、ある程度は誰でも知っている事ではありますが、最近知ったあるメディアの放送で目を疑うような事件がありました。

 

内容はN〇Kの情報番組「あ〇イチ」で紹介された「イノシシの刺身」について・・・

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「イノシシの生食は(西表島では)地元の保健所が許可を出したお店だけで提供をする事ができる」と紹介されたのは、なんと「イノシシの刺身」

 

私はN〇Kは殆ど視聴した事が無い為、リアルタイムでは見ていませんが本当にビックリしました。

 

まず、こんな事を保健所が許可するなんて事は100%絶対にありえません。

 

案の定、専門家の方等からSNSで直ぐに指摘があり大炎上。 公式サイトの画像等は全て削除されたそうですが・・・

 

 一応、N〇K側の説明としては、「画像が他の物に差し替えられたのは何故なのか?」という疑問に関して「もともと載せる予定でなかった物を手違いで掲載したものだった」という解答。

 

更に地元の保健所の説明とN〇K側の認識に相違があった為、間違った情報を提供してしまったと公式発表したようですが、甚だ疑問だけが残りました。

 

 

なので一応、イノシシ肉の生食の危険性を挙げていきます。

 

 

【肺級虫症】はいきゅうちゅう

これは結構有名な寄生虫で、ご存知の方も多いかと思われます。

別名「肺ジストマ症」とも言われ「サワガニ」や「鮭」等の淡水魚等に寄生する事が多く、感染すると症状として「けいれん」「咳」「呼吸困難」「嘔吐、下痢」「腹痛」等があり、更に恐ろしい事に肺だけでなく目や脳にまで侵入する危険性があるようです。

イノシシはサワガニ等を食べる事があるので寄生するようですね。

 

 

【旋毛虫症】せんもうちゅう

クマやイノシシ等の筋肉に潜み、人体に感染すると「腹痛」や「嘔吐、下痢」筋肉の部位に侵入すると、「発熱」「筋肉痛」更に「呼吸困難」を引き起こす場合もあるようです。

 

 

【E型肝炎ウイルス】

ウイルス性肝炎の一種。

国内では野生のシカやイノシシの生食からの感染経路が多く確認されている。

症状として「腹痛」「食欲不振」「発熱」等が挙げられる事が多い。

海外では飲食店の飲み水(加熱殺菌していない物)等にも特に注意が必要です。

 

 

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上記に挙げたのは一例で、他にも「サルモネラ菌」や「黄色ブドウ球菌」等、野生のイノシシには常にリスクがつきまといます。

 

もちろん食べられない訳ではなく、加熱殺菌や冷凍殺菌。

「塩」に弱い肺吸虫や「お酢」も多少は殺菌効果はあります。

 

ですが、同じ「加熱」でも80度以上での20分間と、65度での20分間はまるで意味合いが変わってきます。

食材の中心温度が80度であるのと、食材の外側の温度が80度であるのも同様。

 

 お酢については殆ど効果はありません(腐敗の進行速度を抑えたり、腸炎ビブリオボツリヌス菌等には多少は効果が期待できます)

 

「お酢さえかけておけば何でも殺菌してくれる」なんてのは大きな間違いでもあります。

 

 

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 最近流行りの熟成肉や低温調理法も、出来れば「正しい知識を持った専門の方」が調理した物以外は食べない事をオススメします。

 

まあ、個人で作って食べてお腹が痛くなるのは、「自己責任」ですし、正直致し方無い所ですが、飲食店では即「営業停止」加えて、お店が潰れるリスクもあります。

 

更に言えば、提供した人の「人命を奪う」危険性さえある。

・・・という事も私たちは考えなければいけません。

 

 

Makimikanでした。